【ルール】卓球ラバーのカラーのルールについて考える

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ラバーのカラーのルール

こちら姉ヶ崎(@anegasaki_os)です。

みなさんの使用している卓球ラバーは何色を使っていますか?

ラバーって黒と赤だけじゃなかったたっけ?

実は、ラバーに使用できるカラーが最近増えていたんです!

最近までの卓球のラバーは、黒色と赤色の2色しかありませんでした。

1983年の世界選手権期間中のITTF(国際卓球連盟)総会で、ラケットの両面を異色にする提案が通り、翌84年からルールが施行。さらに86年には明らかにラバーの色がわかるように黒と赤に色が限定された。

引用元:卓球王国
従来の黒ラバーと赤ラバーのラケット
黒ラバーと赤ラバーの卓球ラケット

ところがどっこい!!!

2021年10月から従来の「黒」「赤」のカラーに加えて、新たに4色のラバーの使用ができるようになりました。

今回は現在使用できるラバーのカラーについて紹介していきます!

こんな悩みを解決します

卓球ラバーをどのカラーで組み合わせたらいいかわからない!を解決します。

目次

卓球ラバーのカラーの種類

卓球ラバーのルール

ITTF(国際卓球連盟)のルール改定により、使用できるラバーのカラーが2種類から4種類追加されました。

使用できるラバーの色

・ブラック(黒)

・レッド(赤)

・グリーン(緑)

・ブルー(青)

・ヴァイオレット(紫0

・ピンク(桃)

現在は合計6色のラバーが使用できるようになっています。

めっちゃ追加されてるじゃん!

今までは2色のみだったラバーですが、6色になってめちゃめちゃカラフルになりました!!!

カラーについてのルール

ITTF(国際卓球連盟)のルール

簡単に翻訳した内容で見ていきます!

ラバーの色に関する規則

「THE ITTF QUALITY PROGRAMME FOR RACKET COVERINGS-MANUAL」

2.4 APPEARANCE より

許可された明るいラバーの色は、以下の2つの点に留意して選択されるべきである。

  1. 選手が、どちら側のラケットでボールを打つかを、早い段階で安全に判断できるようにすること。
    2つ目ののラバーの表面の色は、黒色とはっきりと区別できるものでなければならず、影になった場所でも同様である。
  2. 選手が、強い照明条件下であらゆる角度からでも、ボールがラバーに当たる瞬間を確実に確認できるようにすること。

翻訳引用元:ITTF

ラバーの片面は必ず「黒」を使用しないといけないんだね!

対戦相手にどのラバーを使用したのか判別させないといけないようです!

「THE ITTF QUALITY PROGRAMME FOR RACKET COVERINGS-MANUAL」

2.4 APPEARANCE より

許可された明るい色は、CIE-LCHシステムの以下の3つの座標で定義される。

  • L = 明度 (0: 最も暗 -> 100: 最も明)
  • C = 彩度/彩 saturation (0: 中心 -> 100: 外側)
  • H = 色相/色 (度で表される: 0° (赤), 90° (黄), 180° (緑), 270° (青) – 360° (赤)まで)

2.5 SPECIFICATIONS より

カラー

座標色相HクロマC明度L
レッドR18°-31°>3732 – 72
グリーンG103°-185°>3750 – 72
ブルーB218°-264°>3250 – 72
ヴァイオレットV300°-325°>3250 – 72
ピンクP350°-360°
0°-16°
>3245 – 72

翻訳、画像引用元:ITTF

なるほど、わからん。

簡単に説明すると、黒、赤、緑、青、紫、ピンクの6色のカラーを使用可能とする説明になっています。

JTTA(日本卓球協会)のラバーカラーについてのルール

ITTF(国際卓球連盟)のルールでは黒のラバー以外の使用できるラバーの色について明記されていましたが、日本卓球協会でのルールはどうなのでしょうか?

日本卓球ルール2023

第1章 基本ルール 1.4.6 より

ラケット本体を覆っているラバーの表面、あるいは被覆されていない本体の表面は無光沢で、片面は黒、他方は片方の黒のやボールの色とはっきりと区別できる明るい色とする。

第2章 競技ルール 2.2.1.4.3.5 より

ラケットに貼るラバーは、現在ITTFまたはJTTAが公認しているものでなければならない。

引用元:JTTA

JTTAでは黒以外の色について、使用できる色は明記されていないんだね。

おそらくITTFルールを準拠しているため、あえて明記していないのかな?
国際試合でも使用できるITTF公認のラバーのカラーは6色と決まっているため、卓球メーカーは6色のラバーしか販売しないからユーザーは安心して購入できると思います。

ユーザー目線で考えれば、国内卓球メーカーから販売されているラバーは、「ITTF」または「JTTA」公認のマークが入っているため、片面を「黒」のラバーを使用すれば、反対側のラバーは「赤」「グリーン」「ブルー」「ヴァイオレット」「ピンク」で販売されているものを使用して問題無いです。
ちなみに、JTTAが公認した用具には「J.T.T.A.A」のマークがついています。

JTTAとITTFのマークが付いた卓球ラバー

具体的なカラーの組み合わせ

ラバーは必ず黒色を使用するルールがあります。(ペンホルダーの場合は裏側を黒くする)

卓球ラバーの使用できる色の組み合わせ

黒色のラバーを使用していなければ試合では使用できません。

また、同じ色のラバーを使用することもできないため注意しましょう。

卓球ラバーの使用できない色の組み合わせ

君は何色のラバーを選択する?

ピンクの卓球ラバーを使用したラケット
ピンクのラバーのITTFマーク

現在のルールでは、片面に黒色のラバーを使用した場合、「赤」「グリーン」「ブルー」「ヴァイオレット」「ピンク」のラバーを選んで使用することができます。

黒と赤のみしか選択できなかった頃と比べて、ラバーの性能だけではなくカラーまで選択できるようになり、購入意欲や個性も出し卓球に親しみを持つ効果も上がったと思います。

ぜひ自分の好みの組み合わせで卓球を楽しんでください!

女子はピンクラバーを使用している選手を見かけます!

ミーハーな私もピンクラバーを使用していました!
プレーだけではなく用具も楽しんで卓球をしましょう!

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